ブルックリン・ディスティリング蒸留所産。この蒸留所はブラッド・エスタブルがニューヨーク州ブルックリン地区で2010年に創業。
ここは地産地消と丁寧さにこだわりがあり、材料の穀物(2017年時点では85%オーガニック)は主にニューヨーク州産で、源水もニューヨーク市の水を一度蒸留してからさらに一度フィルター処理をかけて使用してウイスキーとジンをつくっているとのこと。
糖化作業も時間をかけて(約20時間ほど)行いさらに発酵時間にも10~14日ほどかけて行う贅沢なつくり方をしている。蒸留は、ドイツ製複式蒸留器(単式と連続式のハイブリッド)とケンタッキー製単式蒸留器を使用。
その後、熟成させるスピリッツの種類により95リットルと200リットルのニューアメリカンオークバレルで、複式蒸留したものは2年未満、単式蒸留で蒸留したウイスキーは4年以上寝かせているとのこと。
また全てのウイスキーはノンチル・ノンフィルタードでシンプルな味わいを表現している。 このニューヨーク・ウィートは100%ニューヨーク州産ウィート産の小麦を使用して95リットルサイズのバレルにて熟成。
香りは溶剤、トフィー、キャラメルの香ばしさ。味わいはメローで黒糖の甘み、トーストされた樽のニュアンスを感じてフィニッシュにカラメルとビターさが残る。
700ml / アルコール分45%